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見向かれもせず

見向かれもせず

2023年11月19日

ようやく50人に達しました。

何が?となると思いますが、私のYouTubeチャンネルをチャンネル登録して下さった方々の人数です。今年の目標の1つがユーチューバーになることでしたので一応目標達成です。

 

なぜYouTubeを始めようかと思ったかと言うと、当院は脳外科ですから新しい患者さまは例外なくMRIで脳の疾患をチェックをさせて頂くのですが、診察前にMRIの下知識をつけて頂いてできるだけスムーズに検査を行えるようにと思ってのことです。

私はかつては母校名古屋大学から臨床講師の称号を賜っていた研究者でもあり、学会発表をたくさんしてきましたからスライド作りには精通しています。で、そのスライド作り用のアプリで動画を作りYouTubeに載せてみた…と言う訳です。

 

ユーチューバーって言ったってそれをお仕事として収益を得ようと言う訳ではないですから投稿しさえすれば達成される実に安直な目標設定です。ですが、小さな目標達成感が積み重なると「自己肯定感」とやらが高まるって話もありますから、まあいいことなんでしょう…多分。

ところで、この「自己肯定感」と言うパワーワード、自己啓発本なんかにもちょくちょく登場しますがなかなか難解です。Wikipediaで「自己肯定感」と調べてみますと「自らの在り方を積極的に評価できる感情」となっています。同じような言葉として「自己効力感」と言うのがあるんですが、これは「自分がある状況において必要な行動をうまく遂行できると自分の可能性を認知していること」となっています。とすると、失敗してもそれが「自己の在り方」として全肯定できるのが「自己肯定感」であって、成功体験が育むのは「自己効力感」のような気がしますが、どうなんでしょうね。巷での使われ方としては混乱しているような感じがします。

まあ「定まった定義はなく、他の類似概念との弁別も充分とは言えない」とも書かれていますから、あまり区別する必要はないのかもしれませんが、同じような言葉に「自己万能感」と言うのがあって、これは「自分は何でもできて何でも許される特別な存在だ」と考える(注1)考え方で、こうなるとさすがに「自己愛性パーソナリティ障害」と言う精神病理の対象となってきます。

 

動画を作ってるうちにだんだん面白くなってきまして、「頭痛」「しびれ感」「物忘れ」など色々なテーマの動画を順次アップしています。YouTubeなんてまさにレッドオーシャンで、なかなか視聴数もチャンネル登録者数も伸びませんが、せっかく作った動画ですから多くの人に見てもらえると嬉しいです(注2)。まあ要するに承認欲求満開な俗物って話なんですが、それはそれでいいんじゃないの?と思ってしまうところが溢れ出る自己肯定感ですな。

 

♪ 照り映ゆる 望月の夜の 星屑の 見向かれもせず 我の浅知恵

(大伴ヤキモチ)

 

注1)時間外にいらっしゃって「今から診ろ!」とか、皆さんお待ち頂いてるのに自分だけ「早く診ろ!」とか主張されるのはこう言うことかなと思っています。

注2)もしよかったらチャンネル登録をお願いします。ハンドルネームは「のろのろのろりん」です。

 

収益化は登録者数1000人だそうですよ。 

次の動画は「閃輝暗点について」のつもりです。

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