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騒ぎは知らず

騒ぎは知らず

2018年9月24日
この週末は(土)にお休みをいただいて認知症予防学会に行ってまいりました。勉強の機会をいただきありがとうございました。
来月は認知症学会があるのですが、それとは別に認知症の予防のための学会とのことであり、今回が初めての参加でした。予防のみに特化した議論は新鮮でしたが、やはりまだ学問的な体系としては整っていないという印象でした。認知症の予防は長寿を勝ち得た人類の永遠のテーマとなるのかもしれません。

場所は東京でした。
東京での学会は品川で行われることが多いのですが、今回の会場は古書店と大学の町として有名な神田神保町でした。もちろん評判の通り古書店がたくさんあるのですが、それと並んでスポーツ用品店がとても多いです。私が学生の頃とは違い、今時の学生さんは随分と真面目に勉強される方が多いようですが、それでもやはり学生さんには自由な時間がありますから、その若いエネルギーをスポーツで発散するということなんでしょうね。神田神保町のお隣の神田小川町には江戸時代に講武所(武芸に特化した教育施設)があった関係もあるのかもしれませんね。弓道の弓を作る有名ブランド「小山弓具店」も神田小川町にあります。ちなみに私のmy弓「ゆり子」(注1)もここの出身です。
街を歩くとそこここに街の由来が示されており歩くのが楽しいです。東京のテクテク旅は飽きませんね。それにしても、神保町とは越中富山の豪族で後に徳川幕府の旗本となった神保氏と関係があると思われますが、大名旗本屋敷が林立していたこの地域でなぜ神保氏だけがその名を残すことになったんでしょうね。

私は高校生の頃、母親から「浪人するなら就職してや〜(三重県なので関西弁です)」と宣言されており、東京への憧れを断ち切って、ここならまあ大丈夫でしょーと思った名古屋の大学を受験したという経緯があり、東京という街には限りない憧れがあって大好きです。と同時に、憧れて憧れてあきらめた青春へのコンプレックスもあってそれと同じくらい大嫌いで、東京を歩くといつも胸がチクっとします。

会場からほど近くに靖國神社がありましたのでお参りに行ってきました。政治的に色々と騒がれてしまう所なのですが、本来は明治維新の際の戊辰戦争で同じ日本人同士が戦って多くの人が亡くなられたことに心を痛めた官軍の司令官・大村益次郎さんの提案を受け作られた神社です。私は政治的には無味無臭ですが、政治的な喧騒とは無関係にただ静かにお参りしてきました。
靖國の桜の葉は少し色づき始めていました。今年の夏はことの外暑かったですが、ようやく秋らしくなってきましたね。

♪世の中の 騒ぎは知らず 靖国の 秋の桜は 静かに坐す
(大伴ヤキモチ)

注1)2018/6/3付「四半世紀を」の項をご参照ください





 
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