ようやく朝晩が過ごしやすくなって来た感じはしますが、まだまだ昼間はガンガンに暑いですね。もう秋分だというのに昔のお盆明けぐらいの季節感ですね。
日本は、春夏秋冬の四季の移り変わりが美しい国ですが、夏の次に「猛夏」と言う季節が入って(注1)、「春→夏→猛夏→夏→秋→冬」っになった様な感じです。再三申し上げているように、私は夏生まれの夏好きで暑さ大好き人間ですから、私にとってはそれはそれで大歓迎な訳ですが、地球環境の激変は生息環境の撹乱(注2)ですから、現在地球上の食物連鎖の頂点に君臨しているホモサピエンスにとって望ましいことではないでしょうね。
この凄まじい夏の暑さはいわゆる地球温暖化によるものと思われますが、その原因は空気中の二酸化炭素の増加だと言われていますよね。でも、地球の大組成は窒素が78%、酸素が21%で、二酸化炭素は0.3〜0.4%しかないんです。こんな微量の成分が地球全体の気温を変えちゃうなんてことあるんですかねー? 逆に、原因が二酸化炭素なら植物が光合成で分解してくれますから、二酸化炭素をガンガンに放出して便利な暮らしをしても、その分砂漠を緑化して森林を増やせばええやんって話になりそうな気がするんですがどうなんでしょ?
地球に投射される最大のエネルギーは太陽の光ですが、地球もまた宇宙空間に熱を放出しています。地球は丸いですから、片面が太陽に照らされている昼の面であるとすると、反対側は太陽の光が当たらない夜の面になりますよね。地球は自転してますから、太陽に照らされた昼の面では太陽の光で温められますが、半回転して夜の面になると宇宙空間に熱を放出して冷える訳です。この昼間の太陽光での温まりと夜間の放熱による冷えで気温のバランスが取れていたのに、それにプラスして石油や石炭、またあるいは原子力を焚いて地球に余分なエネルギーを加えちゃうからその分が蓄積されて地球が温まって来ちゃったんじゃないかと思うんですよね。だとすればですよ。問題は二酸化炭素を出すことじゃなくて、太陽光以外の余分なエネルギーを焚いちゃうことそのものになりますから、人類が使うエネルギーを全て太陽光で賄えば良いってことになります。
太陽光発電も良いアイデアですが、電気ではエネルギーの保存が難しいですから、安定性の面からはやはり油が1番かと。ですから、地面に見渡す限り菜の花を植えて、石油の代わりに菜種油で世の中を動かしたら全て解決!ってことになりそうな気がするんですがどうなんでしょう? 二酸化炭素も減るし、休耕田は利用できるし、春の風物詩として絵になるし、いいことずくめな気がするんですけど、ダメですかねー。
とまあ、馬鹿な妄想をしてしまった秋分のお休みでした。
暑さで頭おかしくなりましたかね(^^;
♪ 茹だる陽に 我が世と茂る 名無草(注3) 名も無き我も かくあらましを
(大伴ヤキモチ)
注1)新しい季節名は「灼」と書いて「やく」とかどうですかねー?
注2)2023.9.17付「細く長くに」の項もご参照ください。
注3)「ななしぐさ」と読みます。雑草のことです。