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白は世に古る

白は世に古る

2023年1月5日

あけましておめでとうございます。

お正月はいかがお過ごしでしたか? 私は年末の大雪の雪かきですっかり体調を崩してしまい、そのまま年末から年始にかけても体調が戻らず、完全に寝正月として過ごしてしまいました。

と言っても、毎年毎年寝正月なので、側(はた)から見ればいつもと同じ寝正月です。私の主観的にはいつもにも増して寝正月でとあったと言うだけの話であって。

 

さて。

時計の針を少し戻しまして、昨年の秋からウチのクリニックのスタッフの制服が変わりました。

開院して5年となり、支給していた制服に綻びが出てきたので新しい制服を買い揃えようかと思ったところ、スタッフたちから「どうせ新しく買うならデザイン一新で!」と言うムーブメントが沸き起こり、「じゃ、そうする?」と言う話になりました。

ウチのクリニックでは、院長は「君臨すれども統治せず(注1)」のスタンスの「そうせい公(注2)」でありまして、何事もスタッフの発案と総選挙で物事を決めていくので、今回もスタッフにお任せです。「じゃ、みんなで決めてね」と丸投げしてあったところ「この黒いのかわいいよね〜」と言う言葉を耳に挟みました。「えっ?黒?」と思ったんですが、聞き違いかな〜と思っていたところ、最終的に「これで〜」と言って持ってきたのはホントに黒い白衣でした。

私もさすがに「白衣と言ったら白でしょ」と言う世代ではなく、ピンクとか水色とかのかわいい色の白衣に見慣れた世代ですが、黒となると初めての経験でした。

内心「えー!?」と思わんでもなかったんですが、そこは「そうせい公」ですから「そうせい!」と言う訳で黒に決まりました。

その黒い白衣がどんな塩梅か期待半分不安半分でしたが、いざ届いてみるとシュッとスマートで、ウチのクリニックによく馴染んでるような気がしました。

「黒衣」と言えば、「墨染の衣」と言って偉いお坊さんの着る衣と言う意味合いがあるのですが、キリスト教でシスターと呼ばれる修道女さんたちも黒い衣ですし、何よりも星を旅する列車に乗った痩身の美女(注4)も黒い服。「これはこれでいいなぁ」と女子たちのファッションセンスに脱帽してしまいました。

 

日露戦争の際、ほとんどの人がロシアが勝つと予想する中、アメリカ大統領であったセオドアルーズベルトだけは、「議会制民主主義の国が専制君主の国に負けた歴史はない」と言って1人日本の勝利を予言したと言いますが、やはり民主主義の勝利ということなんでしょうね。

シューさんプーさんにも教えてあげたいところですな。

 

♪ 服の色は 移りにけりな 知らぬ間に 白は世に古る 眺めせし間に

(小野小町&大伴ヤキモチ)

 

注1)イギリス国王ジョージ1世の政治姿勢。政治は全て議会にお任せで、この姿勢が後の議院内閣制につながったとか。

注2)幕末の長州藩のお殿様である毛利敬親さんのこと。このお殿さま、聡明なのか馬鹿なのか佐幕派に対しても尊王派に対してもどんな時も「そうせい!」としか言わずその通りにしたとのこと。

注4)メーテルさん。私の初恋の女性ですな(^^)

 

 

メーテルがいっぱい♡ 

 

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