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なおぞ嬉しき

なおぞ嬉しき

new 2022年11月23日

当院の待合の壁には、最新3カ月分の院長ブログが掲示してありますが、時々感想をいただくことがありとても嬉しく思っています。読んでいただきましてありがとうございます。とても励みになります。

当ブログも随分と版を重ねて来ましたが、最初はいつ頃だったかなとずーっとホームページを繰ってみますと、最初の1ページは2017年の夏で、本文の後に大伴ヤキモチ作の短歌で締める形式も割と早々に固まった感じでした。

 

以前もお話しましたが、短歌は私が高校生の頃から細々と続けている古い趣味です(注1)。時々ご質問頂く「大伴ヤキモチ」はもちろん私のことで、私のペンネームの1つです。「1つ」と言うのは、昔は、風景の歌は「山部アカン人(山部赤人)」、恋の歌は「柿本ヒトデナシ(柿本人麻呂)」、子供の歌は「山上億劫ら(山上憶良)」、どれにも当たらない雑歌を「大伴ヤキモチ(大伴家持)」とペンネームを使い分けてたんです。でもこの歳でなかなか恋の歌なんか詠まないですし、どのペンネームを使うかに頭を悩ませている本末転倒さがバカらしくなって来まして、いつの間にやら「大伴ヤキモチ」ばっかりになってしまいました。

ただ、さすがに自らを大歌人・大伴家持になぞらえるのはオフィシャルには気が引けますから、短歌募集とかに投稿する際にはペンネームは使わず、「小林望」の本名で投稿することにしています。

 

さて先日。

家のポストに見慣れないハガキが入ってまして、「ん?」と思って見てみますと、以前ネットで投稿した短歌を入選作品に選んで頂いたと言うお話でした。

何しろ私の短歌なんて子供の頃に覚えた百人一首と、高校で習った万葉集・古今集・新古今集(注2)をモチーフに我流で作ってきた短歌ですから、近現代的な「文学」としての短歌の素養は全くありません。先日、機会があって歌人としても活躍している大学の後輩(注3)の歌集を読ませてもらった際、「ははあー、短歌ってこう言うもんなんだ〜」と感心すると同時に、私の短歌は500年前のオワコン作風なんだなと苦笑いしてしまいました。そんな私のオワコン短歌を選んでいただいて本当に嬉しかったです。

もちろん、2度とないであろう機会ですから、表彰式に行かせていただきました。その辺私は自他共に認めるミーハー(注4)で、褒めて貰えば素直に嬉しいですからね。

 

これからも今のオワコン作風を貫くつもりです。その辺ウルトラマイペースな性格で良かったなぁと思う次第です。はい。

 

♪我が道は 我が道なりと 嘯(うそぶ)けど なおぞ嬉しき 見る人のあらば

(大伴ヤキモチ)

 

注1)2019.12.18付「数打ちゃ当たる」の項もご参照ください。

注2)正岡子規にはボロクソ言われてますが、私は古今集が1番好きです。

注3)もちろんお医者さんとしても活躍されてますよ。持つべきものは優秀な後輩です。

注4)「ミーハー」はその明治・大正期に新しいデザートだったみつ豆(ミ)と2枚目スターだった林なんとかさん(ハ)が好きな俗っぽい女の子のことを言ったのが語源だそうですよ。

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